イスラーム入門

年度 2008
科目名 イスラーム入門
教員名 中村 緋紗子
授業概要 2001年9月11日に起こった米国の同時多発テロ以来、日本においてもイスラームと西欧文明の衝突の問題をめぐって、急速にイスラームに対する関心が高まってきている。本講義は、現代世界におけるイスラーム教徒(ムスリム)の動向を理解するために必要なイスラームの基本的な思想や社会的規範、生活様式を学ぶことを目的とする。(後期の「イスラーム法と社会」受講予定者には必須。)
授業計画 オリエンテーション:日本とイスラーム
イスラームとは?:イスラームの基本的な考え方
「神」と「預言者」という概念、
神の啓示:クルアーン
ムハンマドの人間像:預言者の言行録『ハディース』
ビデオ鑑賞:ムハンマドの生涯
「ムハンマド風刺漫画事件」1
「ムハンマド風刺漫画事件」2
現代におけるイスラム法の適用:イスラーム諸国(イスラーム国家とムスリム社会)
『クルアーン』と『ハディース』から演繹される聖法
聖法(イスラーム法)1:法源と解釈
聖法(イスラーム法)2:特定の問題に関して『クルアーン』と『ハディース』にある叙述・法学書の用例・解釈・現実への適用
日常生活の中のイスラーム法
結婚と離婚
離婚法
現代国際社会におけるイスラームの現状
評価方法 学期末テスト(50%), レポート(30%)、出席点(20%)
教科書
参考書
メッセージ 受講にあたり予備知識は必要ないが、授業を通じてイスラーム文化に触れ、既成観念にとらわれず、独断に陥らず、異文化を冷静に理解する論理的な思考方法を養ってほしい。また、本講義は秋学期に開講される「イスラーム法と社会」の基礎となるので、秋学期に同講義の受講を希望する学生は、必ずこの「入門」を履修しておくこと。