| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 現代社会論A(社会変動と環境問題) |
| 教員名 | 熊本 博之 |
| 授業概要 | 環境問題を引き起こしてきたのは人間であり、人間が作り出した社会である。それゆえに環境問題は、社会の変化により、その性格を変えていく。本講義では、日本および世界における環境問題の歴史を、社会変動との関係から描き出すことを通して、これまで人間が環境に対して何をしてきたのか、いま何をしようとしているのか、これからどうしようとしているのかについて、具体的な事例に触れながら講義していきたい。なお環境問題については、多くの優れた番組プログラムや映画が存在する。講義においても、積極的にこれらの映像を紹介していく。 |
| 授業計画 | ガイダンス 環境問題の歴史-日本、世界 なぜ人間は環境を破壊するのか―環境破壊のメカニズム どのような被害があるのか―環境被害のメカニズム たちあがった人たち―環境を守る社会運動 環境問題における正義の在処-環境正義という規範概念 (1)環境正義とは、(2)公害輸出の構造、(3)『エリン・ブロコビッチ』、(4)『東京原発』 グローバル化と環境問題 (1)地球環境問題、(2)リスク社会、(3)持続可能な社会の構築にむけて |
| 評価方法 | レポートをメインに評価する。レポートの出来に出席状況を加味して、最終的な評価を出す。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 本講義は社会学をベースとしています。あらゆる学問に当てはまることですが、特に社会学は、学ぶ者に「考える」ことを要求します。“どのようにして人間は社会をつくりあげているのか”、そのことを常に問い続ける社会学は、その入り口として「あたりまえ」(専門用語では“自明性”)を疑ってみることを私たちに求めてきます。それは、「あたりまえ」だと思っていることのなかにこそ、社会をつくりあげている“しくみ”が潜んでいるからです。その“しくみ”を見いだすためには、ただ社会学の知識を頭に入れるだけではダメです。社会学の知識を実際に用いて、自分の頭で考えることによってはじめて、見えてきます。せっかく貴重な時間を割いて講義を受けているのですから、自分の役に立つものを何か1つでも持ち帰ってもらえればと思います。 |