これからの市民社会論

年度 2008
科目名 これからの市民社会論
教員名 椎野 信雄
授業概要 近代市民社会の自己省察の学としての社会学の視点から、現代の「市民社会の構築」と「開発教育」を連携してみる。市民社会は、「近代」から始まったものだが、21世紀の市民社会論は、地域社会の成員=市民が参加する社会の構築が現実のものだと想定している。日本語の「個人」から出発して、「開発」「教育」をアンラーンすることによって、「地球市民」の視点で世界の地球的課題(地球環境問題などなど)を考察する<あなた>(=国際学部生)を発見してみませんか。
授業計画 講義ガイダンス:授業のスタイルと市民社会
「個人」と「社会」:日本語訳成立事情
「近代社会」:西欧「近代」の誕生
市民社会論の系譜:国民国家/産業社会/市民社会
シティズンシップ:人権宣言
ジェンダー平等:マイノリティ問題
「国民」と「市民」:近代国家の矛盾点
「地球市民」:グローバル・シティズンシップの視点
日本の教育:「教育」をUnlearnする。
日本社会の世界観:見えない空間
開発教育:「開発」をUnlearnする。
「自由」と「権利」:日本語訳成立事情
国際協力とNGO/NPO:オランダモデル
評価方法 毎回の読書課題の提出と、2/3以上の出席率で受験資格ありとする。毎回の読書予習課題(36%)、出席・授業コメントペーパー(26%)、定期試験の「レポート」(2000~4000字)(38%)によって評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義内容を暗記したり、覚えたり、記憶したりすることに主眼が置かれているのではなく、ある物事についての考え方・見方・捉え方を、自分で興味・関心をもって、自分の頭で理解し直してみることに主眼があります。実際の市民社会の構築について、そして開発教育について、これまでとは違った視点で(つまり社会学や地球市民の視点で)考えてみたませんか。アンラーン(unlearn)を学んでみませんか。毎回、読書予習課題があります。参考書の2冊も、テキストですので、購入してください。