| 年度 | 2008 |
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| 科目名 | 科学技術の社会史 |
| 教員名 | 小泉 賢吉郎 |
| 授業概要 | 本講義には二つの目的がある。一つは宇宙論の変遷の歴史について、もう一つは科学者の誕生について学習する。宇宙論の変遷については、天動説から地動説への転換を論じる。いったい、どういうふうにして2000年も信じてきた天動説(真理)が誤りとされ、当時、誰も信じなかった地動説が真理となり、正しい説とされるようになったのか、その過程を論じたい。二番目の、科学者の誕生は新しい科学上の知識をどんどん生み出す人が誕生したことを意味する以外に、女性科学者の数が少ないという問題にも関係してくる。ノーベル賞を二度もらったキュリー夫人は、1940年代までフランスの科学アカデミーという権威ある学会の会員になれなかった。科学の制度化が女性を排除する形で行われたのである。科学について知ることも重要であるが、科学者について知ることも大切。 |
| 授業計画 | 1 歴史は暗記ではない。ストーリー、つまりお話しである。 2 万物の根源は水なり。これが科学と関係あるの? 3 ギリシア人たちの考え。原子論、パラドックス、イデアなど。 4 万物の根源は数なり。ピタゴラスはすごい。 5 二つの世界。地上と天上は別々。 6 天動説の完成。地球は静止、他の全ての天体は廻っている。 7 ヨーロッパ発展の礎となった技術の発展、特に食糧生産技術。 8 コペルニクスの地動説。われわれが動いている。 9 ケプラーとガリレオ。地動説が正しい。 10 デカルトとベーコン。知の巨人の話し 11 近代科学の完成者ニュートン。二つの世界の消滅。世界は一つ。 12 科学は誕生した、しかし科学者は? 13 科学者教育の誕生と女性。 |
| 評価方法 | 出席点は積極的に評価する。出欠票のなかの理解欄・質問欄を利用して、この授業に積極的に取り組む姿勢を見せた者も評価の対象とする。この二つの要素を40%。期末試験の評価を60% AA)躊躇なく「優れている」と評価できる。A)「優れている」と評価できる。B) もう少しがんばれば「優れている」と評価できる。C) がんばってほしい。D) 授業について根本的に考え直してほしい。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 文系向きの科学技術史を考えた。諸君が想像するよりも理解が容易な科学と技術の歴史、すなわちストーリー。 |