情報表現・デザインⅡB(広告)

年度 2008
科目名 情報表現・デザインⅡB(広告)
教員名 藤掛 正邦
授業概要 本講座は広報学科の学生の誰でもが修得して欲しい発想力や表現能力を育成する応用科目で「アートディレクション」としての位置づけである。アートディレクションはポスター、新聞広告のような印刷メディアと、CFを中心とする映像メディアの表現について広告を企画制作できるクリエーティブな行為をいう。授業では印刷メディアに絞り「パッケージ」「ロゴマーク」「商品広告」の順で進められる。コピーライティングとアートディレクションを学びながら、言葉と絵の同時発想を修得することにある。学生に身近なコンビニ商品をテーマに「パッケージ」では商品撮影と画像加工や合成を身につける。「ロゴマーク」では文字、図形などの造形言語を学びながらデザインセンスを磨く。「商品広告」では自由にアートディレクションする。
授業計画 パッケージ:オリエンテーション
パッケージ:フォトショップ色調補正
パッケージ:フォトショップ画像合成
パッケージ:トレース
ロゴマーク:スキャンとトレース
ロゴマーク:アイデア出し
ロゴマーク:アートディレクション
商品広告:アイデア出し
商品広告:ラフスケッチのチェック
商品広告:写真とイラスト
商品広告:アートディレクション
商品広告:アートディレクション
商品広告:印刷、グループ製本、講評会
評価方法 毎回の出席を基本とし作品で総合的に評価する。成績評価の基準は次のとおり。AAは発想とDTP技術の両方とも特に優れている。Aは発想とDTP技術が想定基準を満たしており出題内容に応じた平均的作品。Bは発想とDTP技術のいずれかに若干難点がある。Cは意欲が感じられず発想とDTP技術共に基準を満たしていない。Dは課題が未提出のため不合格。
教科書
参考書
メッセージ 広告クリエーティブやマスコミに興味のある学生にお薦めのアートディレクション制作授業です。初日、授業開始の時に「フォトショップ教科書」を文教サービスで購入します。授業開始時から全員カメラマンとして行動しますので「デジタルカメラ」を各自購入しておくことが望ましい。デザイン1(DTP)の単位を修得しないと、デザイン2B(広告)は履修できませんので注意して下さい。横内清光先生の「広告演習」「広告概論」「マーケティングコミュニケーション」、岡本久暢先生の「広報概論」を並行的に履修することが望ましい。