| 年度 | 2008 |
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| 科目名 | 新聞と報道 |
| 教員名 | 井内 康文 |
| 授業概要 | 「新聞と報道」。新聞は紙面があるので目に確実に見える。もう一方の報道は見えるようで見えないものがある。新聞の外観を見ながらその向こう側にある情報と報道のシステムを理解させたい。 共同通信の警視庁記者クラブキャップ、社会部長という取材する側と、人事部長、総務局長という報道へ対応する側という両側からの経験を踏まえ、自由な新聞が他の一切の自由の基礎であり、民主主義の維持、発展に欠かせないものであることなどを最近の事例を基に実務的に解説する。 毎回、学生が関心を持つ最新のニユースの焦点について新聞のプロの読み方を実地に教え、身につけてもらう。それによって世の中の見方を深め、新聞をこれまで以上に楽しく読めるようにさせる。 |
| 授業計画 | 1,2週は受講の心構えの説明。報道の基になる情報についての考え方。新聞と報道の自由の意義―国民の知る権利に応え、民主主義の維持、発展の根幹-について概説する。 3,4,5週は国内外の主要新聞の形態。国内の新聞の総発行部数は5300万部あるが、どういう種類の新聞が発行されているか。ヨーロッパで始まった新聞の成り立ちと変貌、日本の新聞の歴史について事例を基に概観する。 6,7,8,9週は新聞の取材・集信・制作システム、ニュースの問屋と言われる通信社の存在価値、記者の生態、記事・表現、新聞の編集、特ダネと特落ちなど。 10,11,12週は新聞の倫理、誤報など不祥事と法律、報道と危機管理。 13週は新聞の印刷技術、広告、販売の仕組み、新聞の問題点について概説する。 14週はテスト。小論文です。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、期末テストを70%の割合で評価する。最低限度の出席が条件。授業では、その日の朝刊の記事についての考えをまとめ小論文に書いてもらうこともある。テストの成績評価の基準は次の通り。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式は満たしているが、内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない、F)最低の出席日数が不足。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 君たちの世の事象に対する好奇心がどこにあるのか、ニュース報道の仕組みはどうなっているのか、毎回、その日の朝刊を題材に対話しながら楽しい時間を過ごしたい。全員にその日の朝刊1紙(特に指定しない)を持って授業に参加してもらう。まじめに受ければ、ニユース感覚が磨かれ小論文の技量が格段に上がるのではないか、と思う。隣りと雑談したりして授業の進行に目障りな人には出てもらう。 |