ゼミナールⅠ

年度 2008
科目名 ゼミナールⅠ
教員名 松本 浩之
授業概要 本ゼミは、広く教育活動に興味を持ち、将来子ども(ヒト)に関わることを職業とし、相手の成長や喜びを我が事として共に享受することに強い憧憬を抱く、そんな学生諸君に履修して欲しいと考えます。(教職課程科目を2単位以上取得済みの学生に限ります。)本ゼミでは、洋の東西を問わず古今の優れた教育者の実践や思想を学び、将来自らが教員となったときに、確かな信念をもって教育に携わることができるようにすることをねらいとします。具体的には全員による古典の輪読と各自のテーマに基づく過去の優れた思想の探求を通じて、自分自身の人間観や倫理観を深めていけるように学習を進めたいと考えています。
授業計画 下記の項目は概ねゼミで扱う内容を箇条書きにしたもので、時数に対応するものではない。
西洋教育思想の概観
古代ギリシアの思想
中世の思想
近代の思想
日本の教育思想の概観
仏教や儒教の思想
明治以降の思想
個人の研究テーマに基づく追求
資料の読み取り
知識の共有や意見交換
論文作成
研究成果の発表
評価方法 自分の生き方や行動の価値基準をどれだけ吟味しているか、その深まりを、発言やレポート等によって評価します。また一人の思想家についてどれだけ深くのめりこみ、自分の血肉にできるかも大きな評価内容です。また、ゼミ生同士協力し合い、お互いに磨きあうことも学習を深める大きな要因なので、孤立せず仲良く交流しあうこと、困った時に助け合うことなども評価に加味します。また出席を重視しますので基本的な生活習慣が維持できている学生でないと厳しいゼミになります。
教科書
参考書
メッセージ ゼミでの活動は、主に読書とそれをもとにした話し合いになります。読書することや考えることが苦にならない学生でないと厳しいゼミかもしれません。多読は、要求しませんが、多少難しい本でもじっくり読む忍耐力が必要です。また教員に採用になるために役に立つ学習も合わせて行っていくつもりです。