ゼミナールⅠ

年度 2007
科目名 ゼミナールⅠ
教員名 鈴木 昇一
授業概要 JAVA言語は携帯電話などで、用いられている人工知能マルチメディアプログラム言語であり、これから、益々普及していくことが期待されている。(1)言語(文章)・画像(静止画像・動画像)・音声(言語音声・会話音声)などを統合したマルチメディア知能理解システム (2)顔の表情、男女の顔の違いを理解するシステム(3)情報デザインを行うマルチメディア・プロダクション・システム(4)楽曲を聴いて,楽譜を生成する自動採譜システム(5)3DのCGによる情報デザイン(5)3Dのゲームなどを,JAVA言語により構築することも行う.何か1つを選んでもらうことになる。
授業計画 (1)Java言語の統合開発環境JBuilder
(2)Java 3D(3次元CG言語)
(3)パターンのモデル(パターンの標準形)Ⅰ
(4)パターンのモデル(パターンの標準形)Ⅱ
(5)パターン間の類似度、パターンからの特徴抽出
(6)パターンの大分類、識別
(7)パターンの多段階連想型認識・3Dパターン理解Ⅰ
(8)パターンの多段階連想型認識・3Dパターン理解Ⅱ
(9)パターンの多段階連想型認識・3Dパターン理解Ⅲ
(10)3Dゲームプログラミング実習Ⅰ:情報デザイン化
(11)3Dゲームプログラミング実習Ⅱ:シューチィング、衝突検知の問題
(12)3Dコンピュータ・グラフィックス実習Ⅰ:スプライン関数
(13)3Dコンピュータ・グラフィックス実習Ⅱ:モデリング、レンダリング
以上の各項目につき、基礎と応用とを反復する。
評価方法 ゼミナールでの発表内容,JAVA言語の習熟度,レポート・ペーパーテストの内容,構築されたシステムの出来具合,出席状況などを考慮して、総合的に評価する。
教科書 酒井幸市著:「ディジタル画像処理入門」、コロナ社、1998年8月
白井良明、谷内田正彦著:「パターン情報処理(新コンピュータサイエンス講座)」、ホーム社、1998年4月
T・コホネン著:「連想記憶」、サイエンス社、中谷和夫訳、昭和55年10月
鈴木昇一著:「ニューラルネットの新数理」、近代文芸社、1996年10月
鈴木昇一著:「パターン認識問題の数理的一般解決」、近代文芸社、1997年8月
鈴木昇一著:「認識知能・情報論の新展開」、近代文芸社、1998年8月
参考書 指定する。
メッセージ (1)マルテメディア理解システム、(2)情報デザイン、(3)ゲーム作成を勉強しましょう。 世の中の構造は知能化されつつあることはヒシヒシと感じる人は多いと思う。鈴木ゼミは人工知能ゼミである。 2001年10月から携帯電話に採用されたプログラム言語はJAVA言語である。携帯電話にJAVA言語で書かれたプログラムをインストールする形で実行できる。JAVA言語は人工知能言語、マルチメディア言語、最終言語といわれている。多様な分野、例えば、情報家電分野などでも、益々活躍する言語であり、勉強する価値があります。おおいに遊び、おおいに勉強しましょう。