栄養指導論A

年度 2007
科目名 栄養指導論A
教員名 渡邊 美樹
授業概要 わが国は現在、豊富な食糧、多彩な食品に恵まれています。その中で自分の健康を考えて食物を選び、適切な食生活を行うことは難しく、生活習慣と深い関わりをもつ疾患およびその患者、予備軍が増加し続けています。このため、健康の維持・増進と疾病の一次・二次・三次予防を図るための栄養教育・栄養指導が求められています。したがって指導者は、これらの現状をふまえた上で栄養学的な知識や指導技術を習得していくことが必要です。ここでは、栄養教育・栄養指導の意義や歴史をはじめとする、栄養教育・栄養指導を行っていく上で必要な概念や実践していくための基礎的知識を学びます。
授業計画 栄養教育・栄養指導の意義
栄養教育・栄養指導の歴史
栄養士と栄養士制度と関係法規
食生活の現状と課題
健康づくりと栄養指導
栄養教育・栄養指導のための基礎知識
栄養調査
食行動変容と栄養教育・栄養指導
栄養教育・栄養指導の方法
カウンセリングの基本と実際
ライフステ-ジ別栄養教育・栄養指導のポイント
評価方法 1.定期試験,2.レポート提出,3.出席・態度等の平常点,以上の3つにより総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 栄養教育・栄養指導とは、単に知識を与えるだけではなく、対象者が自分自身の力で適切な食生活をしていかれるように助言・補助していくことです。栄養教育・栄養指導のための基礎的な知識と技術を学ぶ一方で、心温まる栄養教育・栄養指導を目指していきましょう。