| 年度 | 2007 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 友安 弘 |
| 授業概要 | ● 広報学科で、最も基本的・中心的な領域であるマス・コミュミケーション理論の中から、マス・コミュニーションの影響と効果に関する理論的な分析を研究対象とする。 ● ゼミナールⅠはマス・コミュニケーション理論の中から、「マス・メディアの子どもへの影響」の問題を検討する。初めに社会心理学の基礎理論(ゲシュタルト心理学、場の理論、精神分析学、役割理論など)の再確認をする。その上で、平易な文献を読みながら、マス・コミュニケーションの諸理論と社会調査の方法を理解しつつマス・メディアの子どもへの影響を考察していく。 ● ゼミナールⅡは、「マス・コミュニケーションの政治的影響」の問題を扱う。あらかじめ政治学に関する基礎理論(近代代議制の政治、政治思想の諸類型、政治制度など)と日本の政治状況について検討した上で、政治的影響の問題、特に世論と世論調査の影響について分析を進めていく。 ● ゼミⅠ・Ⅱへと段階的に易から難へと構成してあり、また1年間で、マス・コミュニケーションの影響の問題を全体的に把握できるように編成されている。● 上記に並行して、4月から3月まで、朝日新聞と産経新聞の切り抜き・整理(社会・政治・経済・文化的諸問題)を行う。ゼミの構成員を半分に分け、3ヶ月ごとにそれぞれ交替して読み、適宜議論をしていく。最終的にゼミナールⅢの最初のゼミの日に成果を提示してもらい、ゼミⅢの成績評価の対象とする。 ● ゼミⅡから、各自のテーマで歴史的な研究を進める。近世・近現代のメディアや時事的問題(政治的・社会的・文化的)から興味あるテーマに基づき論文を作成していく。最終的には、ゼミナールⅢで完成させ、ゼミⅢの成績評価の対象とする。 ● 法律学と歴史についての知識を得るために、3年次に「マスコミュニケーション論Ⅲ」「コミュニケーション倫理・法制Ⅰ」「コミュニケーション倫理・法制Ⅱ」を履修してもらう。 |
| 授業計画 | ● ゼミナールⅠのテーマは<マス・コミュニケーション(特にテレビ番組)の子どもへの影響>です。「影響」についての問題は、マス・コミュニケーション理論の中心を占めており、主に政治上の影響と子どもや青少年への影響の2つに分けられます。この内、ゼミⅠでは青少年への影響について書かれた心理学系の文献を読みながら、この領域の事柄を検討していきます。 ● また単に読んでマスコミュニケーション理論の知識を得るだけではなく、研究の方法、論文の書き方、社会調査のやり方を、文献を読みながら基礎から学習していきます。数学を使わないで統計的な手法が理解できるように進めていきます。 |
| 評価方法 | ● ゼミナールへの参加度、提出物の内容、及び出席状況によって評価する。● マスコミュニケーションの理論に関する知識、調査法に対する理解を深めることを目標とする。 |
| 教科書 | 「ゼミナール・」に関する参考文献は、ゼミナールの中で適宜、紹介する。また、4年次の「卒業論文」に関する文献については、卒業論文の作成に際し、学生毎に個別に紹介していく。 |
| 参考書 | 「春の課題」 ・ 『非言語コミュニケーション』、マジョリー・F・ヴァーガス、新潮選書 ・ 『「少年ジャンプ」の時代』、斎藤次郎、岩波書店 ・ 『子どもの笑いは変わったのか』、村瀬学、岩波書店「春の講読」 ・ 『混みあいの心理学』、P.M.インセル、M.C.リンドグレーン、創元社 ・ 『テレビと子どもの発達』、無藤隆編、東京大学出版会 ・ 『メディアと暴力』、佐々木輝美、勁草書房「秋の講読」 ・ 『プロパガンダ』、A.プラトカニス、E.アロンソン、誠信書房 |
| メッセージ | ● 広報学科に所属していることに対してアイデンティティーを求める学生、将来マス・メディアで仕事をすることを希望する学生、理論的問題に興味のある学生をゼミの対象とする。● 自らゼミナールを運営していく気持ちをもって、ゼミに参加すること。● 注意:「参考書」として記載されている書籍は、テキストです。 |