年度 | 2007 |
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科目名 | 地球環境論B |
教員名 | 藤井 美文 |
授業概要 | 地球環境問題の背景にある近代社会=産業社会に関連する個別問題を議論する中で、温暖化などの問題をどのように解決するかを探る。授業では、最初の数回は設定した5~6のテーマに関する講義を行い問題を設定する。それに基づき、その後は学生のグループによる発表を基礎に授業を進める。 |
授業計画 | 授業計画と学生発表テーマの提案 1-5回程度 - 5~6のテーマ テーマ1 大量生産をめぐって (産業化とリフレキシビリティ) - 大量消費と利便性とトレードオフにあるもの テーマ2 サステイナブルシティー - 都市とリサイクル 循環社会とは? 欧米での新しい都市のあり方 テーマ3 グローバル化をめぐって - 新自由主義対新しい環境保護を包含した考え方 テーマ4 温暖化問題における途上国の役割 - 中国、インドの発展とエネルギー・温暖化問題と先進国の役割 テーマ5 エネルギー問題の解決 - ハード・パスとソフト・パス テーマ6 新しいガバナンスの仕組み - 企業と市民の新しい関係の構築 以降のクラスでは学生の発表をもとにした演習と討論 |
評価方法 | 出席点に加えて、課題や発表などを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本授業では、地球環境という文明史的な問題を容易には解決できない社会の複雑な仕組みを”対立点”を示して明らかにするとともに、われわれがこの問題にどう向かうべきかを議論したい。 |