| 年度 | 2007 |
|---|---|
| 科目名 | 情報システム特論C |
| 教員名 | 齋藤 研一 |
| 授業概要 | 経済産業省認定の「基本情報技術者試験」(以下,FE試験)は,情報技術に関する基礎的な知識・技能を問う試験です。FE試験の出題範囲は情報技術の多岐に及びますが,本講座では午後の試験の中核となる分野である「プログラミング」に焦点を絞ります。正確には,プログラミングに必要な基礎的能力を養成することをテーマにします。 授業計画にいくつかのアルゴリズムなどがあげられていますが,これらは先人の残したプログラミングのためのツールであり,本講座ではこれらを適切に利用する練習を行います。言語は,FE試験午後問4で用いられている「擬似言語」を使用します。 授業では,アルゴリズムを紹介した後,机上演習を通じてアルゴリズムを擬似言語で表現する練習を行います。また,実践的な課題を通じて,プログラム設計(段取り)及びプログラミング(表現)の練習を行う機会を5回ほど設けます。 |
| 授業計画 | 擬似言語の仕様の説明 整列(1):基本的な整列アルゴリズム 整列(2):クイックソート,再帰 整列(3):ヒープ,ヒープソート 課題1の説明:処理時間を考慮した整列プログラム 課題1の作業:計算量の検討,アルゴリズムの決定,プログラム設計 課題1の作業:プログラムの作成 探索(1):基本的な探索アルゴリズム 探索(2):リスト 探索(3):2分探索木 課題2の説明:共通鍵方式の暗号化プログラム 課題2の作業:プログラム設計 課題2の作業:鍵生成プログラムの作成 課題2の作業:暗号化プログラムの作成 文字列(1):文字列の照合と置換 文字列(2):前方最長一致語,最長共通部分列 |
| 評価方法 | 演習の評価点(40%),課題の評価点(30%),定期試験(30%)による。 リポート提出者(「受講生へのメッセージ」を参照)には,対応する演習及び課題の評価点に加えます。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | FE受験予定者だけでなく,次のような方も受講対象者として歓迎します。①「アルゴリズム=数学」と誤解している。②「プログラミング(表現)」の前に「プログラム設計(段取り)」を行う習慣がない。③デバッグ(動作の不具合の修正)やプログラムの改良の経験が不足している。 ①に該当する方は,講義と演習を有効に活用してください。②に該当する方は,課題の授業時間を活用して,段取りを行った後,表現を行う練習に取り組んでください。③に該当する方は,演習や課題で取り上げた擬似言語プログラムを,プログラム言語(C/C++が最適)のコードで置き換え,プログラムの動作の確認と実行時間の測定を行う経験を積んでください。また,実施時に思ったとおり動作しなかったり,気がついた点があれば,メールなどでリポートしてください。これを見て,当方からアドバイスや指示を出します。このやり取りを通じて,経験不足は解消できるはずです。 |