年度 | 2007 |
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科目名 | アルゴリズムとデータ構造(E) |
教員名 | 関 哲朗 |
授業概要 | ソフトウエアには良いソフトウエアと悪いソフトウエアがあります.現在では,コンピュータ・ハードウエアの性能が向上し,高速なCPU,大容量の記憶装置が出現し,良いソフトウエアの条件は以前とはずいぶん変わってきました.一方で,プログラムを美しく書くためのアルゴリズムの必要性は,以前から全く変わっていません.本講義では,コンピュータの基本的な演算の考え方から,プログラミングの基礎となる計算手順やデータの扱いについて学習を進めていきます. |
授業計画 | ガイダンス この講義の計画と概要をお話しします. ※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れることがあります. 計算の順序と式の記述(テキスト第1章) プログラムと変数(テキスト第2章+第3章) コンパイラの演算の方法,計算誤差(テキスト第4章) 繰り返しを伴う簡単なアルゴリズム(テキスト第5章) 配列を伴う簡単なアルゴリズム(テキスト第6章) データ構造の基礎(テキスト第7章) 分岐を伴う簡単なアルゴリズム(テキスト第8章) 演習 再帰①(テキスト第9章) 再帰②(テキスト第9章) 探索①(テキスト第10章) 探索②(テキスト第10章) 擬似乱数の生成(テキスト第11章) 演習 |
評価方法 | 出席,レポートの提出状況と期末試験の成績を総合的に評価します. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講義の内容はとてもオーソドックスなものです.ソフトウエアを勉強したと言う人であれば,誰でもが取り組んだことのある内容ではないかと思います.プログラミングやデータベースなど,計算やデータ操作に関連のある科目を履修していたほうが,具体的なイメージがわきやすいのではないかと思いますが,事前知識が無くても大丈夫ではないかと思います.また,教室の環境と履修される皆さんの事前知識が許すようであれば,計算機を用いた演習の時間を持ちたいと思います. |