交通事業論

年度 2007
科目名 交通事業論
教員名 佐々木 正人
授業概要 近年における情報化、国際化の進展する社会において「交通」は大きな役割を果たしている。この「交通」の手段としては、陸運、海運、空運といった手段があるが、その中でも特に、国内、国際の交通手段として航空が現在最も重要な役割を果たしている。本講ではこの航空という手段により事業を営む航空事業を取り上げ、様々な角度から航空事業を考察・研究する。現在、航空業界は米国から始まった規制緩和(自由化)の波が全世界に広がり、情報化の進展とも相俟って、各航空会社は生死をかけた激しい競争(乱気流)の中にある。新規航空会社の相次ぐ参入、企業提携(アライアンス)、共同運航(コードシェア)、CRSの発展、FFPの拡大、格安航空券の氾濫、航空燃料の高騰等々、航空会社の経営に大きなインパクトを与えている種々の問題の他、運航に大きな影響を与える、航空協定、或いは航空事故責任等を取上げ、ビデオ等の映像等も活用しながら、航空事業の課題を考える。
授業計画 航空の歴史、航空機とは
空域、領空主権
航空産業の現状(国内・国際)
シカゴ条約等、航空協定、IATA、ICAO
航空産業の特質
航空産業のマーケティング
①流通チャンネル・eチケットの拡大
②CRS(コンピュータ・リザベーション・システム)機能の拡大
③FFP(フリークエント・フライヤーズ・プログラム)の進展
④アライアンス(企業提携)
⑤コードシアリング(共同運航)等々
外部講師(航空会社スタッフ)によるレクチャー
各国の航空政策(規制緩和等)の動向(米国、EU,日本等)
航空事故における航空会社の損害賠償責任
①航空機事故の状況
②責任制度(ワルソーシステム)
③エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)、オーバーブッキング、安全阻害行為等
航空事業の課題と展望
評価方法 授業中実施する小テスト及びレポート50%、出席状況・受講態度50%
教科書
参考書
メッセージ 講義内容は盛り沢山であるので、必ず復習をすると共に、マスコミ等による航空関係の報道にも常に注意を払って欲しい。