基礎ゼミ

年度 2002
科目名 基礎ゼミ
教員名 広内 哲夫
授業概要 この基礎ゼミでは、これから4年間、情報学部情報システム学科で学習を進めるのに必要不可欠となる基本的な知識、態度、技能について修得することを目指します。

第一に「大学」で勉強するために必要な「読む」「書く」「話す」をトレーニングすることです。本や講義の内容を自分の言葉で理解する、自分の考えを整理して分かりやすく表現するなど、簡単そうに思えて奥の深い技能を磨いてみましょう。さらに、受講生が共通に関心を持つテーマについて、感じていることや考えていることを話し合い、相互の親睦をより一層深めることを目指します。

第二に情報システムとは何か、と言う問題を考えてみることです。コンピュータ、社会、人間といった様々な側面から、情報システムとそこに関わる様々な学問領域や技術に触れ、これからどんな分野やテーマを勉強するのか、じっくり考えてみたいと思います。

授業計画 最新のウェブページ技術

研究室で作成したホームページを例にして、ウェブページの技術(JAVA,VRML,

JAVASCRIPT、音声、画像等)を紹介します。そして、それを材料にしてこれからのマルチメディアの方向性をみんなで論じてみましょう。

VRMLによる文教大学湘南校舎景観

研究室のゼミメンバーが作成したVRMLによる文教大学湘南校舎の景観シミュレーションを紹介(デモ)します。2次元ディスプレイ平面が3次元空間のように働き、操作する人が校舎内をあたかも現実空間のように探索できることを体験してもらいます。また、簡単な3次元構造物を各自に作ってもらう予定です。

ステレオグラム(3D図形)

研究室で作成したステレオグラムを紹介(デモ)します。ステレオグラムとは、でたらめな点が並んだその図を眺めていると、突然、そこに立体像を感知できるもので、世間ではそれを“3D図形”と言います。なぜ、このようなことが人間には可能なのでしょうか。それを認知科学(視知覚)の立場から解説します。

人間の知恵とコンピュータの知能

1997年5月、チェスを指すコンピュータが人間の世界チャンピオン・カスパロフを破った。このニュースは世界中のコンピュータ研究者に衝撃を与えました。しかし、本当にコンピュータは人間を超えたのでしょうか。みんなで議論したいと思います。また、知能システムの一端を知ってもらうために、研究室で作成したエキスパートシステムも紹介(デモ)する予定です。

評価方法 出席、授業中での活動(発表など)に対する平常点、提出物(レポート、Eメール)により総合的に評価します。出席は評価の前提となるので、欠席しないようにして下さい。
教科書
参考書
メッセージ 新入生の春学期は、大学4年間で最も大切な時期だと思います。情報システム学科にはどんな先生や友達がいるのか、大学ではどうやって勉強したらよいかを、専門科目ではどんな勉強をしたいのかなど、これからの方向付けを主体的にかつ積極的に行なって下さい。