| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 感性情報処理 |
| 教員名 | 浅村 亮彦 |
| 授業概要 | 感性情報処理とは、音楽を聴いて“ここちよい”とか、絵画を観て“美しい”と感じるなどのような人間特有の情報処理のことであり、論理的な情報処理とは対極に位置づけられるものである。従来の情報科学では論理的な情報だけを扱ってきたが,近年,より“人間らしい”情報処理を行なうにはどのようにすればよいかを探るために、人間の感性情報処理に注目が集まっている。 感性情報処理とは“感じ方”の処理過程であるから、人間が外界の情報をどのようにして処理するのかについての理解が欠かせない。本講義では、主に人間の感覚・知覚過程に焦点をあてて解説する。その後、感性情報処理に関する研究例を紹介し、感性情報処理研究の最前線を探る。これによって、感性的な認識がどのようにして成立するのかを考えてみたい。 |
| 授業計画 | 感性とは何か 感性と知性 感性情報処理の特性 感覚の成立過程 視覚の成立過程 聴覚の成立過程 感性情報処理研究の現在 視覚パターンの認知 音楽の認知 感情の認知 感性の発達 |
| 評価方法 | 定期試験の成績で評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 感性情報を科学的に扱おうとする試みは始まったばかりであるが、情報科学・工学、脳科学、心理学、言語学など、複数分野からのアプローチが盛んである。これらの研究によって人間の感性情報処理が明らかになれば、より有用な情報システムの構築に貢献できると考えられる。 |