日米関係論

年度 2006
科目名 日米関係論
教員名 林  薫
授業概要 日本にとって米国は最も重要なパートナーであると同時に、最も厄介な、場合によっては危ない相手でもあります。日米両国はペリー来航以来150年間の交渉の歴史を持っていますが、この間には戦争まで至った大きな対立もありました。本授業では、感情レベルでの親米、反米を語るのではなく冷静な目で日米関係を分析し、21世紀の建設的な日米間のパートナーシップはいかにあるべきかについて考えていきます。特に、日米間で対話を進めるためには、日米の経済、社会や政治の構造的な違いを認識することが極めて重要です。
授業計画 日米関係の歴史(1):戦前の日米関係(ペリー来航、協調と対立、日系移民問題)
日米関係の歴史(2):日米戦争(太平洋戦争)から日米同盟(安全保障条約)
日米関係の歴史(3):戦後の日米関係(ベトナム戦争から湾岸戦争・イラク戦争まで)
日米経済摩擦と日米構造協議
円とドル(富の興亡)
日米(欧)の経済システム比較(政治・行政、企業・産業組織、雇用システム、社会保障制度、教育)
日米の文化(日本の米国文化の受容と拒絶)
21世紀の日米関係
評価方法 出席(50点)、レポートもしくは試験(50点)で評価します。レポートもしくは試験の実施方法は授業中に指示します。
教科書
参考書
メッセージ よく「欧米」という言い方をしますが、この言葉の中には「欧」と「米」の違いが埋もれてしまっています。実は「欧」と「米」の間にも大きな差があり、日本の経済や社会の要素には「米」よりも「欧」に近い部分もあります。このような差異を理解することが国際理解には欠かせません。アメリカが好きな諸君も嫌いな諸君も、冷静にお互いの差異を考えてみましょう!