年度 | 2006 |
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科目名 | 教職概論 |
教員名 | 柳生 和男 |
授業概要 | 本講義は、将来教職を志望する学生を対象にして、教職の基礎・基本についての学習を展開します。 学校の1日、1週間、1か月、学期、年間の流れに即して教師の仕事、学校の動きについて把握するとともに、実践記録や事例研究を通して教職の魅力についてふれていきます。 また、憲法、教育基本法、学校教育法、同施行規則などの学習をとおして、教員の地位や職務について詳しく学習します。 |
授業計画 | ①オリエンテーション 【なぜ教職を選択したのか】 ②教員としての必要条件Ⅰ 【ダメ教師殲滅・戦力外教師】 ③教員としての必要条件Ⅱ 【活動促進生・指導性・配慮性・親近性そして明るさ】 ④教員の職務内容Ⅰ 【教育関係法規の全体構造】 ⑤教員の職務内容Ⅱ 【服務---地方公務員法他】 ⑥教員の職務内容Ⅲ 【研修---教育公務員特例法他】 ⑦教員の職務内容Ⅳ 【労働基準法・地方公務員法他】 ⑧教員の職務内容Ⅴ 【体罰・セクシャルハラスメント他】 ⑨児童の権利に関する条約 【その趣旨と運用】 ⑩児童の虐待防止に関する法律【虐待の現状と学校の対応】 ⑪学校の危機管理 【学校事故・訴訟---国家賠償法】 ⑫教育関係機関の役割 【児童相談所・警察・教育委員会・家庭裁判所】 ⑬教育実践記録Ⅰ 【職員室と教室】 ⑭教育実践記録Ⅱ 【困難校再生の記録】 ⑮教育実践記録Ⅲ 【教師のメンタルヘルスケア】 |
評価方法 | (1)筆記試験(2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教職を進路選択の一つとして考えている学生を前提にして教職の魅力、誇りなどについて講義を進めます。 とくに教育関係法規については、講義時間の内外を問わず、繰り返しエクササイズを実施します。また、本講義の単位の取得が教育実習の要件となるので心して取り組んでほしい。 |