基礎統計

年度 2006
科目名 基礎統計
教員名 中條 安芸子
授業概要 現代の私たちの生活のなかには、さまざまな情報があふれている。その情報の一形態が数値データである。しかし、データの単なる羅列からはそのデータの特性、データの発生したメカニズムの性質を分析することはできない。 そこでこの授業では、データの記述に関する手法を学び、続いて基本的なデータの特徴を示す指標の成り立ちを知り、最後に、データにだまされないコツを説明する。
授業計画 情報の取り扱い
度数分布表の作成
ヒストグラムと累積多角形の作成
規準化相対度数柱状図の作成
データの記述(中心の尺度:平均、中央値、最頻値、四分位数、不平等の指標)
データの記述(散らばりの尺度:分散と標準偏差)
統計でウソをつく
トリビアの種:データの集め方
平均にだまされない!
都合のいいグラフ
意味のある比較と因果関係
統計にウソをつかれないために
評価方法 学期末に行う定期試験の点数による。出席点や練習問題などの平常点はない。出席は学生証によるデータ入力と毎回の練習問題の提出により確認している。出席回数が授業回数の3分の2以上ないと規則により「無資格」評価となる。
教科書
参考書
メッセージ 本講では、毎回練習問題の提出を求めるので、必ず電卓を持参すること。 受講生への伝達事項や授業に関する情報は、http://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を参照のこと。必ずこのホームページを使って授業の予習と復習をすること。授業のポイントや練習問題の解答、などはすべてホームページで公開しています。