年度 | 2006 |
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科目名 | 栄養指導論B |
教員名 | 川名 伸二 |
授業概要 | 実社会において,栄養ケアが適正に実施できるために,栄養アセスメントを基本としたエビデンスに基づいた食行動変容に対する短期的・長期的目標を設定し,クライエント一人ひとりの適切な必要栄養量を算定し,各種病態の食事摂取基準に則った適切な栄養指導が行えるための知識ならびに技術を修得するための学習を行う。 |
授業計画 | 成人期の栄養教育 ①実態と生活習慣上の問題点 ②成人期での栄養教育とその評価。 壮年期の栄養教育 ①栄養上の特徴 ②壮年期における生活実態と問題点ならびに栄養教育計画と実施の要点。 高齢期の栄養教育 ①栄養上の特徴 ②生活上の問題点 ③栄養教育計画と実施要点 ④栄養教育の評価 病態栄養教育と指導法:肥満(obesity) ①食生活の特徴 ②原因と症状 ③栄養教 育のポイント 病態栄養教育と指導法:糖尿病(DM) ①分類 ②判定方法 ③治療方法 ④合併症 病態栄養教育と指導法:糖尿病(DM) ①栄養教育のポイント ②グリセミックイン デックスの考え方 ③糖尿病予防と経済効果 ④民間療法の 危険性 病態栄養教育と指導法:高脂血症(hyperlipemia)①WHO分類 ②血中脂質とリポたん ぱく質③栄養教育と指導のポイント 病態栄養教育と指導法:腎臓病に対する栄養教育と指導のポイント 病態栄養教育と指導法:消化器疾患に対する栄養教育と指導のポイント 「2005年改定日本人の食事摂取基準」の考え方とその活用方法 各種栄養素摂取基準量の算出方法 栄養アセスメントの技法:①身体計測 ②血液生化学検査結果の解読 ③食事摂取 量調査 ④その他 演習その1 糖尿病・高脂血症患者のcase study 演習その2 栄養アセスメントに基づいた栄養指導・教育の短期及び長期達成目標の設定 |
評価方法 | 1.定期試験 2.課題レポ-ト 3.出席状況・授業態度等により総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教科書に記載されていない内容についてもふれることが多いので、自発的にノートをとりましょう。 |