情報学序論

年度 2006
科目名 情報学序論
教員名 松原 康夫
授業概要 最近の世の中では「情報学」を構築しようという機運が芽生えつつあるが、その姿はまだ明確ではない。「情報」に関連のある学問や考え方を取り上げて、「情報学」のあるべき姿を探る。以下のような話題を取り上げることを通して、情報について考察する。
授業計画 情報概念の分類
最も広い意味の情報から、最も狭い意味の情報までを整理する
情報の変換
情報理論
情報量の概念
熱力学とエントロピー
計算の問題
言語とオートマトン
Turingマシンと計算可能性
計算の複雑さ
計算の手間
暗号系
量子力学と量子コンピュータ
意識の問題
その他
評価方法 基本的には期末試験によるが、出席状況や課題の提出状況をも考慮する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、これから情報学部で学ぶための入門、という内容ではない。それよりも情報に関連する考え方の限界を探るものである。諸君はここで取り上げる考え方に、ついて来られるであろうか?ついて行けると思う人はチャレンジして欲しい。