ゼミナール

年度 2002
科目名 ゼミナール
教員名 川合 康央
授業概要 これまで本学で広く学んできたことを、横断的に用いることにより、技術と知識の実際的活用を実践する。これから社会で活躍することを念頭に、具体的な成果物の作成を行う。自らの得意な技能を伸ばし、実社会で通用するデザイナーを目指し、参加してほしい。
授業計画 まず、自分のHPを作成する。そこで自己紹介とこれまでの成果物を発表する。これをベースに、本ゼミでの成果物の進捗状況を、随時報告して行くこと。指導は週一回のゼミで顔を合わせて行うほか、WEB上でも行われる。
本ゼミでは、各分野の基礎的な課題を制作し、その中で各自興味を持った次の4つのテーマについて選択する。
マルチメディアコンテンツの作成
様々なアプリケーションを横断的に用い、各自設定したコンセプトに沿って、マルチメディアコンテンツを作成してもらう。作品は各種コンテストに積極的に応募する。成果物はCD、DVDにまとめ、また、制作の際、調査したこと、表現に対する説明等を報告書としてまとめる。
都市・建築デザイン
現代の都市・建築に関する問題点を解決する具体的提案を行う。これらのアイディアをパネル化し、設計競技等にも積極的に参加する。成果物は、3DCG、VRML等を用い、CD、DVDまたはWEBにまとめ、また、いかなるテーマに取り組み、どのように問題を解決したかを報告書としてまとめる。
映像・ゲームデザイン
各自設定したコンセプトに沿って、制作を行う。その際、映像デザインは、企画、シナリオ、撮影、編集等を随時報告すること。またゲームデザインでは、企画、シナリオ、プログラム、グラフィック、編集等を随時報告すること。いままでの映像を見る、ゲームをするといった視点から、映像を見せる、ゲームに惹き付けるということを考えて制作を行って欲しい。成果物はCD、DVDにまとめ、また、表現に対する説明等を報告書としてまとめる。
マルチメディア・都市・建築研究
マルチメディア、都市、建築、映像、ゲームに関する研究を行う。その際、文献研究を基礎とはするが、必ず何らかの実験等を行い、それらを解析して、論文としてまとめる。これらは、各学会で研究発表を行うこととする。
評価方法 出席、ゼミ中行われるディスカッション・中間発表及び最終提出物。
教科書
参考書
メッセージ ゼミナールでは、各自成果物の進捗状況の発表と問題点の解決等のディスカッションを中心に行う。したがって、ゼミ生にはゼミナール時間外の個別作業に力を入れて欲しい。教科書・参考書は、選択課題によって各自紹介する。また、ゼミには必ず出席すること。