経営管理A

年度 2006
科目名 経営管理A
教員名 三木 佳光
授業概要 経営管理は「組織体の目的を能率的に達成するために、人々の活動を方向づけ、マネジメントしていくこと」と定義できる。特に、アメリカの経営管理論はテイラー以降発展領域を拡大しながら連綿たる系譜を辿っており、その道案内は至難ではあるが、米国でも日本でも、実際の企業を見てみると、経営管理の諸説の論理を適宜・時代の潮流に併せて取り入れて運営・成長してきている。しかもどれに偏することもなく、経営戦略展開の歴史の流れの中で活用されて今日に至っているので、そのことを強調した講義を行う。
授業計画 Ⅰ 企業活動の思想的源泉
近代化思想の意味
キーワード:競争原理、近代的合理主義、人間の機械化、近代化
発展思想の意味
キーワード:社会発展思想(社会進歩・社会進化・実証主義)
技術発展思想(分業・能率・近代的合理主義)
大量生産・消費思想の意味
キーワード:フォーデズム、科学的管理法、人間関係論、組織革新思想、 イノベーション
新産業化思想の意味
キーワード:インダストリアリズム論、脱工業化社会論、大衆社会論、 第3の波論
知識経営化思想の意味
キーワード:知識資本主義、労働から知識へ、知的生産性、自律型人間、ネットワーク組織、バーチャルコーポレーション
社会的責任思想の意味
キーワード:古典理論、利害関係説、社会要請説、社会活動者説、
慈善原理と委託原理、社会即応説
Ⅱ 維持と改善の経営管理
仕事の質を高めるマネジメントサイクル
キーワード:計画の重要性、実施の教育訓練、原因をチェック、結果でチェック、応急対策と再発防止対策
仕事をレベルアップする職場標準
キーワード:標準化、職場標準シート、主体的行為、私の仕事
仕事を効率的にする改善行動
キーワード:問題意識、問題構造、問題感知力、問題形成、問題解決、セレンディビティ
改善の論理的手順
キーワード:総点検、論理的問題解決法、グループ改善活動
Ⅲ 外部講師の講義
1―2回、適宜、外部講師を招聘してのレクチャー
評価方法 ①出席回数、②第Ⅰ部の理解度テスト、③第Ⅱ部の理解度テスト、④期末試験、で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 世界の産業が大競争・変革の戦略経営時代に突入している状況を重視してほしい。ビジネスマンの感性の体得は、新聞・雑誌の経済欄や産業・企業欄を読む習慣の中から培われてくる「今、何が起きつつあるのか」「これからどうなるのか」を洞察することが大切である。