情報システム特論C

年度 2006
科目名 情報システム特論C
教員名 齋藤 研一
授業概要 経済産業省認定の「基本情報技術者試験」(以下,FE試験)は,情報技術に関する基礎的な知識・技能を問う試験である。FE試験の出題範囲は情報技術の多岐に及ぶが,本講座では,午後の試験の必須問題である問1~問5(配点70%)に焦点を絞り,費用対効果を考慮し,授業計画(各回のテーマ[基礎事項])に示す順に行う。各回の授業は「基礎事項の確認→演習と解説→小テスト」で構成する。
問5:プログラム設計(配点20%,得点力アップが容易)
バッチ処理における処理の流れとファイル設計の能力を問う
トランザクション処理におけるモジュール分割の能力を問う
問4:擬似言語プログラム(配点20%,得点力アップに時間がかかる)
手続き型のプログラム言語によるプログラミング能力を問う
問1~問3:新分野などの事例問題(配点10%×3,午前の問題と大きな差異はない)
午前の問題で求められる「知識/計算/解析」の総合能力を問う
授業計画 問5:バッチ処理[マスタ,整列キー,コントロールブレイク処理,突合せ]
問5:トランザクション処理[モジュール構造図,モジュール間インタフェース]
問1~3:関係データベースとSQL[ER図,主キー,外部キー,SELECT文]
問4:文字列の処理(1)-文字列照合[FE試験の擬似言語の記述形式]
問4:文字列の処理(2)-圧縮,暗号化[連長圧縮法,換字式/転置式]
問4:数式の処理[後置表記法,スタック]
問4:図形の処理[隣接,境界]
問1~4:データ構造と探索[リスト,木]
問1~4:整列アルゴリズムと計算量[クイック,マージ,ヒープ,シェル]
問1~3:命令語[アドレス指定方式(直接,間接,指標)]
問1~3:プロセススケジューリング,仮想記憶[プリエンプティブ,LRU]
問1~3:排他制御,障害復旧[ロック,デッドロック,チェックポイント]
問1~3:IPアドレス[サブネットマスク,NAT]
問1~3:セキュリティ[ファイアウォール,暗号,認証]
90分の定期試験:FE試験の午後の問1~問5レベルの問題を用意して行う
評価方法 出席点(50%),小テスト評価点(25%),定期試験評価点(25%)による。
教科書
参考書
メッセージ 本講座では,FE試験午後の問1~問5について,所定の時間内に確実に得点できるように練習を行います。各回の演習・小テスト,定期試験を通じ,FE試験午後の問1~問5レベルの問題30題程度(FE試験6回分に相当する十分な練習量)をとりあげる予定です。
授業計画の「テーマ」に示した項目については,2年次までに学習済みのものが大半であると思います。「基礎事項の確認」では,イチから新たに該当分野の説明を行うわけではありません。授業計画の「基礎事項」に示した用語の意味が不明な場合は,各自,意味を下調べした後,授業に臨んでください。