法学

年度 2006
科目名 法学
教員名 木村 将成
授業概要 私たちは、生まれたときから亡くなるときまで、法の規制や保護の下で生活しており、社会に生きる人は、好むと好まざるとにかかわらず、法的な関係に立ち入ることになる。現代社会において法は複雑化し、一般人の健全な常識だけでは理解できなくなっている。このため、法学を学び、法の基礎知識を会得することは、現代社会を生きていくにあたり有益である。本講義では、具体的な事例などをもとに、法が技術的・論理的な側面を持つと同時に、生きた現実に妥当するよう運用されていることを学んでいきたい。
授業計画 1.講義の進め方と勉強方法の説明
① 法学に関心をもつために ② 六法の説明と使い方 ③ 文献や判例の検索方法
2.法の解釈と適用
① 事実認定と法の解釈 ② 法の解釈の性質 ③ 法の解釈と方法
3.少年法をめぐる問題
① 「少年」と「成人」 ② 少年事件と成年事件の違い ③ 少年法61条と実名報道
4.刑法をめぐる問題
① 罪刑法定主義 ② 犯罪と刑罰の種類 ③ 刑法39条と刑事責任
5.刑事裁判をめぐる問題
① 実体真実主義と適正手続 ② 迅速な裁判と真相究明 ③ 刑事司法の国民参加
6.民法のしくみ
① 民法の基本原理 ② 家族法 ③ 財産法 ④ 不法行為と損害賠償
7.民事紛争の解決のメカニズム
① 自力救済の禁止 ② 裁判外の紛争解決手段(ADR)③ 民事裁判のプロセス
8.労働法のしくみ
① 市民法と社会法 ② 労働法の理念と体系 ③ 今日の労働者問題と労働法
9.近代国家と憲法
① 国家の三要素 ② 近代憲法の特質 ③ 日本国憲法の基本原理
10.国際社会と憲法
① 国際法と国内法 ② 国際貢献と憲法 ③ 国際社会と人権
評価方法 学期末の試験を基に行う。出席率のよい学生には得点を加算する。
教科書
参考書
メッセージ 法学に限らず、あらゆる学問で大切なのは自らが学ぼうとする意思です。皆さんが関心を持てるよう、新聞やテレビ、雑誌などで話題となっている事柄をできるだけ多く取り上げていきたいと考えていますので、皆さんも知的好奇心を持って講義に臨んで下さい。