| 年度 | 2005 |
|---|---|
| 科目名 | 国際経済開発政策 |
| 教員名 | 太田 辰幸 |
| 授業概要 | 戦後南北問題が世界経済の重要な課題の一つとなり、東西冷戦との絡みもあって途上国開発の多くの理論が現れ、開発政策が実施されてきました。途上国のなかでアジアの新興工業国NIESが台頭し、ついでアセアン、その後を追って中国が目覚しい発展を遂げつつありますが、これら各国の開発政策の妥当性についてさまざまな議論があります。本講義では主な開発理論、開発(工業化)政策をアジアの経済開発を例にとって学び、格差の背景、海外直接投資や貿易の役割、また経済開発の光と影について検討してみたいと思います。 |
| 授業計画 | 経済発展と経済成長:途上国の特徴、南北格差の背景、アジア経済の分類の試み 主要な開発理論と開発政策の検討:ペティ=クラークの法則、雁行形態発展論、ルイス・モデル、幼稚産業保護論 二つの工業化戦略とその課題 :輸入代替工業化と輸出志向型工業化 貿易政策と貿易の役割:保護貿易(閉鎖的)政策と開放政策 海外直接投資の役割:多国籍企業の役割 経済協力とその課題:政府開発援助(ODA)の役割、国際援助機関の役割、民間援助。 国際開発の新たな課題:グローバル経済化と格差拡大、開発と環境問題。 |
| 評価方法 | 出欠状況、レポート、テストによって綜合判定します。 |
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| メッセージ | 東アジアの発展が注目されていますが、世界にはまだ発展から取り残されている途上国は数多く、国際間の所得格差は拡大しています。貧困削減は世界銀行でも重要課題として取り組んでおります。途上国開発は人道主義からのみならず、長期的にはわが国の利益にも還元されることでもあり、真剣に考えてみる課題です。共存共栄の企業進出、経済協力、経済開発とはどうあるべきか考えてみたいものです。受講生は世界経済を併せて履修登録することを希望します。 |