| 年度 | 2005 |
|---|---|
| 科目名 | 国際環境法 |
| 教員名 | 斉藤 功高 |
| 授業概要 | 人間はあとどのくらいの期間地球に住むことができるのだろうか。このまま、地球の環境が悪化し続ければ、我々の子孫は今と同じ環境を享受できるだろうか。急激な環境破壊が目の前に起きていない現状では、我々は環境の保全に鈍感である。しかし、今、国際社会は協力して地球環境を守る戦いを始めている。国際社会が国境を越えた環境損害に直面したのはそれほど前ではない。1930年代に起きたトレイル溶鉱所事件によって初めて国際的な事件として越境環境損害が認識された。国際社会が、地球環境保護に積極的に取り組むようになったのは1972年のストックホルムで行われた人間環境会議が最初である。今回学ぶ国際環境法は、このように新しい国際法の分野として生成発展中であるが、国際環境や地球環境を保護するために、国際社会はどのような法の仕組みを作ってきたのか、また、将来に向けてどのような制度を作ろうとしているのか、具体的な事例を基に考えていきたい。 |
| 授業計画 | プロローグー国際環境法とは 国際環境法のリーディングケース・トレイル溶鉱所事件とは 国際環境法の法原則とは(1)ー環境損害と事後責任ー 貿易をとるか環境をとるか―イルカ・マグロ事件― 多国籍企業は環境に責任を持つべきかーボパール事故とARE事件ー 海の環境はどのようにして守られるのかー海洋汚染の実態と海の保護ー 国際環境法の法原則とは(2)ー国際協力の法ー 地球温暖化はどう防ぐのかー気候変動枠組み条約締約国会議をめぐってー 地球温暖化はどう防ぐのかー京都メカニズムとはー 鯨は食べられるようになるのかー商業捕鯨は可能かー 稀少動植物・世界遺産はどのようにして守るのか 人間環境宣言からリオ・ヨハネスブルグ宣言へ―持続可能な開発― |
| 評価方法 | レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点(1回2点)として試験の点数に加算する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 1.出席は随時とるが、出席カードにただ名前を書くのではなく、その授業の疑問点、意見、感想などを紙に書いてもらう。2.授業では教科書を使わないため、環境問題や国際環境法に関する本を最低1冊読んで、全体的な知識を身につけて欲しい。 |