| 年度 | 2005 |
|---|---|
| 科目名 | 国際人権法 |
| 教員名 | 斉藤 功高 |
| 授業概要 | 人が生まれながら持っている人権という権利は、犯すことの出来ないものとして保障されなければならないが、逆に国家によって無視され、あるいは侵害されてきたことは歴史が証明するところである。本来、個人(あるいは集団)の人権はその所属する国家が保護しなければならないが、往々にしてその国家が人権を侵害するという事態が起こっている。第2次大戦後、国連は人権の守り手として国際社会に登場した。今や国連によって国内で行われている人権侵害に何らかの救いの手を差しのべる制度が整備しつつある。本講義は、人権の国際的保障を基本に据え、国家による人権侵害に対して国際人権法はどのような役割をすることができるのか、具体的な事例を基に考えてきたいと思う。 |
| 授業計画 | プロローグ 国際人権の歴史 国際人権保障の出発点・世界人権宣言 国連と人権保障制度 国際人権条約の内容と実際 難民の保護と人道的介入 UNHCRの活動と難民保護 日本の難民政策 北朝鮮の脱出者と難民保護 入管法と外国人の人権 日本における外国人労働者の人権 人権条約と国内法の関係(1) 人権条約と国内法の関係(2) 国際人権規約B規約と日本状況(1) 国際人権規約B規約と日本状況(2) 国際人権規約A規約と日本の状況(1) 国際人権規約A規約と日本の状況(2) 人種差別撤廃条約と外国人差別事件 企業と人権ー特に女性の人権との関係ー 子どもの権利条約と日本の状況 外国人の人権と地方自治体の対応 戦後補償と人権保護ー従軍慰安婦問題 戦後補償と人権保護ー台湾人元日本兵補償問題 開発と人権ーODAの援助と人権保護 人権保障と日本の課題 |
| 評価方法 | レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点(1回2点)として試験の点数に加算する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 1.出席は随時とるが、出席カードにただ名前を書くのではなく、その授業の疑問点、意見、感想などを書いてもらう。2.授業では教科書を使わないため、国際人権法に関する本を最低1冊読んで、人権に対する知識を深めてもらいたい。 |