経済史B

年度 2005
科目名 経済史B
教員名 飯田 敏彦
授業概要 この講義においては、世界で最初に産業革命を達成したイギリスの経済発展を14世紀から19世紀までたどりながら、近代的な市場経済について理解を深めることを目的に講義を進める。特に重商主義期(17世紀末~18世紀前半)と産業革命期(1760~1830年)についての説明が中心となる。
授業計画 中世後期におけるイギリスの外国貿易 -ヨーロッパ最大の羊毛輸出国-
14・15世紀イギリスにおける市場経済の発達と外国貿易の変化 -羊毛輸出の減少と毛織物輸出の拡大-
16・17世紀イギリス絶対王制の経済政策と市民革命 -経済的な独占の排除-
17世紀における外国貿易の転換 -オランダに対する経済的な従属状態から抜け出すための新製品開発と新市場開拓-
18世紀前半イギリス重商主義期の経済政策 -市民政府による保護貿易政策と18世紀における輸出市場の変化-
18世紀における国内市場の統一と新産業の発達 -産業革命前夜におけるイギリスの経済と社会-
イギリスの産業革命(1760~1830) -ライバル国のフランスをしのぎ、「世界の工場」となる過程を概観-
評価方法 各受講生が自分の考えを教室で自由に述べ、積極的に授業に参加することを期待したい。これを促すため、受講生の授業への参加度と出席状況を評価対象として重視します。期末試験は実施する予定ですが、成績評価の詳細は最初の授業において説明します。
教科書
参考書
メッセージ 受講に際しては世界史と経済学の基礎知識を持つことが望ましいのですが、予備知識がなくても理解可能です。経済の基本問題を理解する機会を「経済は苦手」という学生に提供したいと思います。講義内容を理解してもらえるように教室では関連資料を配布する予定です。