| 年度 | 2005 |
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| 科目名 | 環境・社会・技術A |
| 教員名 | 藤井 美文 |
| 授業概要 | 本講義では、U.ベックの『リスク・ソサイティ』で示された近代化の過程をを自己内省的産業化と捉えるアイデアをもとにして、「大量生産がもたらした環境破壊」を歴史的に考察し、『環境と科学技術の相関を軸にした資本主義発展史』として論じたい。 |
| 授業計画 | 1. 授業計画とそのねらい 2. U.ベックのリスク・ソサエティーと大量生産のはじまり なぜアメリカン・システムが実現したのか 3.~5. 大量生産を支えた技術・組織・管理システム (1)スリー・Sと技術発展史 (2)テーラー・システム (3)労働疎外と資本主義 6.~7. 大量生産を支えた社会システム (1)資本主義の発展と矛盾 (初期の大量生産をめぐる論争) (2)チャップリン「モダンタイムズ」 (3)フォーディズム (4)「日本的生産システムはポスト・フォーディズムか(丸山)」 8.~9. 大量生産と環境問題 科学技術-環境問題年表 核⇒化学物質⇒資源・エネルギー問題⇒温暖化 10.~12. 地球温暖化に直面した大量生産とそのゆくえ (1) 『持続的発展』とその条件(たとえばダリーの3原則) (2)「スモール イズ ビュティフル(E.F.シュマハー)」 (3) 予防原則をめぐる米欧の論争(COP3) (4) 90年代北欧・ドイツの環境保護と産業社会 |
| 評価方法 | 出席と試験(持ち込み自由)に加えて、数冊の副読本を設けて学生に発表させ(発表した学生は試験を免除)、これを参照にして評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 本授業で最も重視するのは、受講者の『環境問題』に対する漠然とした問題意識をどれだけ自分のものにできるかということにある。大量生産の歴史を理解した上で、温暖化をはじめとする現代社会の行き詰まりと、社会システム改善へのアイデアを考えてもらいたい。 |