| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 総合科目A |
| 教員名 | 藤巻 光浩 他 |
| 授業概要 | 我々は、何らかの形で共同体に属することを欲望している。共同体への所属無しには寂しさに耐えることができないだろう。一方で我々は共同体に欲望されている。その共同体の中で最も吸引力強いと思われのが<民族>だ。現在、世界ではこの<民族>という共同体に関する話題に事欠かない。<民族>は、21世紀のキーワードと言っても過言でばないだろう。<民族>の問題というとき、その民族の独特性・本来性などを我々は想像しがちである。「パレスチナ人はこういう民族だ」とか「日本人はこういう民族だ」といったように、その民族の独特性に注目して紛争などの問題を解釈することに慣れがちだ。果たしてその民族の本質、本来性を分析、解釈することが民族紛争を分析・批評する方法なのだろうか。この総合科目では、<民族>に関する問題に焦点を当て、様々な分野からの学際的なアプローチを試みる。 |
| 授業計画 | 授業計画 授業ガイダンス 藤巻光浩:「ホロコースト以後」とイスラエル ;ドキュメンタリー映画「ショアー」に関して 宮本倫好:米・加・豪における少数民族問題 椎野信雄:ナショナリズムとセクシュアリティ 小坂勝昭:日本における民族問題 小林勝法:スポーツと民族主義 順不同。各先生が2~3回づつ講義をします。具体的なプログラムは、最初の授業の時にお知らせしますので、第1回目の授業ガイダンスに必ず出席してください。 |
| 評価方法 | 評価方法については、最初の授業の時にお知らせする。担当の先生のそれぞれが、講義内容について小テストなどを課して、その総計の平均で成績をつける予定である。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 「総合科目」は、一人の先生が行う通常の授業とは違って、何人かの先生が一つのテーマをめぐってそれぞれの専門の立場から講義を行ってゆく学際的なアプローチの授業である。授業のスタイルも評価方法も他の科目とは異なっているので、必ず最初の授業に出席してガイダンスを聞いてください。様々な<民族>に関する問題に知的に取り組むことによって、みなさんが自分なりの<民族>に関する知見を獲得する契機となり、「国際」社会において活躍する際に必要な意見形成、自らアイデンティティ形成の導入の役割を果たすことができれば幸いである。 |