| 年度 | 2004 |
|---|---|
| 科目名 | アメリカの社会制度と文化A |
| 教員名 | 浅井 理恵子 |
| 授業概要 | 昨年5月のイラク制圧以降、いまなお10万人以上の軍隊を駐留させるアメリカは、開戦の理由とされたイラクの大量破壊兵器保有の真偽をめぐって揺らいでいます。折しも、今年は大統領選挙の年に当たり、イラク戦争は選挙戦の大きな争点のひとつとなっています。いっぽう、日本はアメリカの要請により自衛隊をイラクに派遣し、不確実な未来に向けて第一歩を踏み出しました。このように、唯一の超大国となったアメリカの挙動は、日本を含む国際社会の行く末を考えるうえで避けて通れません。「人口国家」アメリカでは、社会を統合していくために明確なルールを決める必要があり、その意味で法はアメリカ社会にとって大きな役割を果たしています。また、法とともにアメリカ政治の土台を支える大統領制や議会といった諸制度は、アメリカの民主主義を具現したものです。このコースでは、建国以来この国の礎となっている憲法を眺めることから初め、法律、大統領制、議会などの諸制度を取り上げ、それらの成立過程や変遷を追い、現代アメリカに生きる人々とどのよう関連しているか見ていきます。また、今年は大統領選挙の年でもあるので、選挙過程や、政党、圧力団体、マスコミなどにも目を向けてみましょう。 |
| 授業計画 | 詳細は授業の中で提示しますが、テキストの章立てに依拠しながら、アメリカの政治諸制度に関する基本事項の講義と、レポート発表(あるいはグループ発表)、およびディスカッションを中心にすすめる予定です。また、関連分野の新聞記事を読む作業を通じて、その背景・意味を検討し、アメリカの現代政治や司法の変動を観察します。 |
| 評価方法 | 授業への参加度(レポート発表やディスカッション等):50%, 出席点:20%, レポート:30%として、総合的に評価します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | アメリカの政治諸制度は、日本と大きく異なっています。常に日本の司法や政治を念頭に置きながら勉強するように。 |