| 年度 | 2004 |
|---|---|
| 科目名 | 国際経済開発政策 |
| 教員名 | 太田 辰幸 |
| 授業概要 | 戦後南北問題が世界経済の重要な課題の一つとなり、東西冷戦との絡みもあって途上国開発の多くの理論が現れ、開発政策が実施されてきました。途上国のなかでアジアの新興工業国NIESが台頭し、ついでアセアン、その後を追って中国が目覚しい発展を遂げつつありますが、これら各国の開発政策の妥当性についてさまざまな議論があります。本講義では主な開発理論、開発(工業化)政策をアジアの経済開発を例にとって学び、格差の背景、海外直接投資や貿易の役割、また経済開発の光と影について検討してみたいと思います。 |
| 授業計画 | 経済発展と経済成長:途上国の特徴、南北格差の背景、アジア経済の分類の試み 主要な開発理論と開発政策の検討:雁行形態発展論、幼稚産業保護論 二つの工業化戦略とその課題 :輸入代替工業化と輸出志向型工業化 対外投資政策と対内投資の役割 貿易政策と貿易の役割 経済協力とその課題 開発と環境問題 |
| 評価方法 | 出欠状況、レポート、テストによって綜合判定します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | わが国企業のアジア進出が激増しているが、単なる利潤追求目的の進出ではなく、現地の発展にも寄与するような進出でなければ現地で歓迎されません。途上国開発は人道主義に則すのみならず、長期的にはわが国の利益にも還元されることでもあります。 共存共栄の企業進出、経済協力、経済開発とはどうあるべきか考えてみたいものです。受講生は世界経済を併せて履修登録することを希望します。 |