調理学実習B

年度 2004
科目名 調理学実習B
教員名 佐藤 幸子・佐藤さち子
授業概要 実習を通じて、調理の素材として用いられる食品を知り、食品の調理性を理解し、調理手法の基本を習得する。さらに、調理過程における諸現象を観察することによって、理論と技術との関連性を把握し、日常の食生活に対応できる能力を養う。
授業計画 調理器具の原理と使い方:圧力鍋の原理と応用、電子レンジの原理と応用
日本料理Ⅰ:混合だしの取り方と応用
刺身の切り方と盛りつけ
野菜の切り方とあく抜き
日本料理Ⅱ:魚の扱い方(三枚おろしの仕方)
蒸し物の温度管理(茶碗蒸し)
日本料理Ⅲ:煮干しだしの取り方と応用
和え物の調味
中国料理Ⅰ:上湯の取り方と応用
炸菜(春捲)
中国料理Ⅱ:調味料と特殊材料の使い方
炒菜(乾焼明蝦)
強力粉の特性と調理(鍋貼餃子)
西洋料理Ⅰ:Souce froide (sauce vinaigrette、sauce mayonnaise)
Potage claire (consomme)
薄力粉の特性と調理(Gateau aux fraises)
西洋料理Ⅱ:Sauce chaude (sauce bechamel)
Potage lie (potage creme de carottes)
行事食と食事マナー:クリスマス料理・お正月料理
評価方法 出席・実習レポート・実習中の意欲度・課題報告・実技テスト・筆記試験のそれぞれを100点評価し、平均する。
教科書
参考書
メッセージ 技術的に自信がないと思う人は、夏休みに調理実習の経験を積み重ねてください。また、実習はチームワークが大切です。グループ内での対話に心がけ、協力しながら技術向上を目指しましょう。将来、多くの人の食生活を担う責任を自覚し、衛生面には特に注意を払いましょう。爪は短く、マニキュアをとり、手はよく洗いましょう。頭髪は束ねて、三角巾で覆い、調理専用の白衣を着用し、身支度は常に清潔にしておきましょう。 別途、材料費として実習費を徴収します。