翻訳演習

年度 2002
科目名 翻訳演習
教員名 吉川 正子
授業概要 わたしたちはみな日本語が読めて、書ける。しかし、みなが作家になれるわけではない。ここに翻訳とはなにかのヒントが潜んでいるようだ。もう少し具体的に言うと、英語の単語がわかり、英文が訳せる、つまり、英文和訳がそのまま翻訳になるというのでは決してない。ではなにが翻訳か?たとえ4コマまんがでも何百ページもの長編小説でも、翻訳態度は同じである。翻訳の目的は、作品の内容(=作者の言いたいこと)を正確に、日本語で伝えることである。そのめには、「正確に」の部分で英語の理解力が、「日本語で伝える」の部分で表現力が求められる。この2つのカをつけることを、授業の目的とする。
授業計画 各自の訳文を提出後、全員の訳文をコピーして渡す。次の時間までに読み、意見交換しながら、互いに参考にしあう形式で授業を進める。内容は以下を予定。
比較的短く、平易な英文による作品(ポピュラーソング、スヌーピーなどのマンガ)
受講生と同年代の作者によるエッセーなど(学生のみんなと共通の話題や語り方)
ノンフィクション作品(科学、経済、政治、歴史など、正確さが要求される堅い内容)
フィクション作品(ユーモラスな小話,ピ-タ-ラビットなどの童話)
評価方法 1.平常点(翻訳練習課題文の提出)
2.自主的な翻訳文・練習文の提出(自主的な学習は高く評価する)
教科書
参考書
メッセージ 翻訳文(本)は翻訳者の数だけある。自分だけの作品を作り上げてみては?また、翻訳してみたい作品があれば大歓迎。本を読むことから、次は表現のおもしろさを見い出してほしい。また,翻訳の最終的な能力は表現力である。そのためにはやはり他人の文(本)を読むこと。好きなジャンルで読書量を増やして下さい。