法学

年度 2002
科目名 法学
教員名 斉藤 功高
授業概要 私たちはロビンソン・クルーソーのように誰もいない孤島に住まない限り、他者との関わりを持ちながら生活しなければならない。そのような社会では、往々にして権利の衝突が起きるものである。その時共通のきまりがあれば、円滑に物事を解決することが可能である。この社会のきまりの一つが法である。そこで、本講義では、法の考え方を中心に、日常的に起きる法律的な問題の具体例を引きながら、「法とは何か」に迫りたいと思う。
授業計画 プロローグ
①日照権の事例②六法の説明
法の論理学
①論理の重要性
②法の倫理と価値の関係
法と社会規範
①法則と規範②道徳
③習俗④礼儀
⑤宗教
法が目指すもの
①法的正義②法的安定性
③合目的性④法の効力
⑤法的正義とは何か⑥近代法と現代法
法はどのようなものから出来ているのか
①制定法②慣習法
③判例④条理
法の種類
①公法と私法②一般法と特別法
③実体法と手続法④強行法と任意法
法の適用
①三段論法②法の解釈の方法
民法の事例
①製造物責任②訪問販売
労働法の事例
①アルバイト②就職活動
刑法のしくみ
①犯罪成立要件②故意犯と過失犯
③共犯④刑罰の種類
民事裁判のしくみ
①和解②裁判のすすめ方
③判決
刑事裁判のしくみ
①逮捕から起訴まで
②裁判のすすめ方③判決
憲法のしくみ
①基本的人権②新しい権利
③政教分離④平和主義
⑤統治機構

8から13までは時間の配分上、選択して講義する。

評価方法 レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点(1回2点)として試験の点数に加算する。
教科書
参考書
メッセージ 1.1年生は後期開講の「現代社会と法律」との関係でなるべく春学期の授業をとること。2.出席は随時とるが、出席カードにただ名前を書くのではなく、その授業の疑問点、意見、感想などを紙に書いてもらう。3.授業では教科書を使わないため、法学に関する本を最低1冊読んで、全体的な知識を身につけて欲しい。