文献講読

年度 2004
科目名 文献講読
教員名 飯野 守
授業概要 情報学部の学生に、法的な知識や素養を是非身につけてもらいたいと思い、現代の日本法をめぐる様々な問題を比較的良く取りあげていると思われ、また、知識よりも考える力を重視していると思われる記述がなされており、出版年も新しく、さらに入手もしやすい文献を選びました。テキストとする『憲法への招待』の内容は憲法が中心ですが、プライバシー、自衛権など、現代社会を知る上で必須と思われるテーマを多く含んでいます。新書の形を取っているものの、〇〇とは何かというそもそも論から説き、深く考えさせる材料を提供してくれる本です。理論的な奥深さがない代わりに、逆に難解な点も少なく、2年生が学習する素材としては適切と判断しました。受講者の数にもよりますが、毎回担当者を決めて内容について報告してもらい、意見交換もする方式で授業を進めていきたいと考えています。現代日本が抱える法的問題、特に憲法問題を深く考えてみたい人に受講してもらいたいと思います。
授業計画 1.進め方-ガイダンス
2.日本国憲法の抱える問題点Ⅰ-総論的検討
3.日本国憲法の抱える問題点Ⅱ-個別的テーマ
4.~11.担当者を決めて報告をしてもらい、それを基に文献の内容を読み解いていきます(各回、おおむね二つのテーマを取りあげる予定)。
12.全体のまとめ
評価方法 定期試験を行うことを予定しています。試験の素点に出席状況や授業への参加状況(いわゆる平常点)を加味して評価を行います。
教科書
参考書
メッセージ 大学の授業で一冊の文献を仕上げる(全部読む)という経験は貴重なはずです。インターネットで小間切れの情報を集めることを否定はしませんが、その情報の質を判断するためには、批判的精神や判断能力が備わっていなければなりません。 文献をとにかく丁寧に読むことで、批判精神を養ってもらいたいと思います。