マルチメディア社会論

年度 2003
科目名 マルチメディア社会論
教員名 川合 康央
授業概要 本講義では、まず現在の高度情報化社会において、それがどのようなものか、その中で生活していくにはどうすればよいのかを考察します。その後、このような社会の背景にあるメディア論について言及します。また、これからのメディアの在り方についても講義します。
授業計画 ポストメディア論
テクノサイコロジー―テクノロジーと私たちの心
テレビ―集合想像力
アルファベット・プログラム―言語におけるテクノロジーの起源
サイバースペース
路上のロマンス―テレビは電子ハイウェイでコンピュータと結婚する
スピードによるストレス―加速と危機
バベルの崩壊とエリコの変貌―崩壊の建築的メタファー
サイバーデザイン―電脳活動のためのデザイン基準
「聞き語り」の聴き方と「読み書き」の聴き方
メディアとジェンダー
メディアおよび文化におけるリアリティ
マス、スピード、そしてサイバーカルチャー
アナログとデジタル―コンピューティングにおける新たな潮流
スキン・オブ・カルチャー―新しいテクノロジーのデザイニング
ヴォルカニック・アート
集合知―インターネットとグローバル・ヴィレッジの興隆
テレビとインターネット―パブリック・マインドの中のトロイの木馬
私たちのマインドを変える―知性の略史
サイコテクノロジー
評価方法 出席及びレポート(毎週)
教科書
参考書
メッセージ 本講義では、現在の高度情報化社会がいかに形成されてきたか、その中でどう生きればいいのか、またメディアとはそもそも何であるのか等を、体系化して捉え、これからの社会に対応できる知の獲得を目指します。