民法

年度 2003
科目名 民法
教員名 佐藤 雄一郎
授業概要 普段の生活の中で、法律を意識することはほとんどありません。しかし、買ったものが壊れていたとか、キャッチセールスに引っかかって契約を結んでしまったとかとかいうことはそれほど珍しいことではありません。本講義では、物の売買や貸し借り、事故の際の損害賠償などについてルールを定めている、民法の中の財産法といわれる部分を扱うことにします。
授業計画 法律とは何か、民法とは何か
権利の主体
自然人:権利能力、意思能力、行為能力
法人
失踪宣告、同時死亡の推定
権利の客体
不動産と動産
物権:特に所有権
権利の変動
契約の成立要件、意思表示
各種の契約
代理
時効
相手に債務を履行させる方法
物的担保、人的担保
強制履行
損害賠償
債権の消滅
評価方法 定期試験によります。講義中に(ときどき)行う小テストの提出状況を多少は加味するかもしれません。
教科書
参考書
メッセージ 法律上のトラブルになった際には、相手方と交渉し、それでも話し合いがつかない場合には、裁判所という第三者に双方の主張の是非を判断してもらうことになります。裁判の場では、自分の主張を法律に基づいて説明することが必要ですし、相手との交渉においても、法律に基づいた主張をすることは大きな切り札となります。このような意味では、普段の生活にもさまざまな法律が絡んでいます。ただし、本講義で対象とする事例は、身近に体験しそうなものもある一方で、会社に入ってからでないと体験しないようなものもあります。できるだけ具体例を挙げながら説明するつもりでいますが、それにも限界があります。想像力を逞しくして、また複雑な事例を整理して考えることが必要になります。法律の勉強では、個々の規定の連携と積み重ねが重要ですので、休まずに、積極的に講義に参加することも大事です。