法学入門

年度 2003
科目名 法学入門
教員名 山本 顕一郎
授業概要 この講義では、消費者法を学ぶことを通じて、法律に関する基本的な概念や考え方を身につけてもらうことをめざす。消費者として日常の取引にかかわる場合には、購入しようとする商品が安全なものであるか、商品やサービスに関する情報が適切に表示されているか、価格や販売条件は妥当か、また販売方法に問題はないかといったことを考えなくてはならないが、それらの点について契約自由の原則を修正するさまざまな法規制が存在している。そのような法制度の概要を分かりやすく解説していくことを通じて、法律の世界のものの見方や約束事などをも説明していく。同時に、消費生活を送っていく上でトラブルに巻き込まれないようにするため、またトラブルに巻き込まれてしまったときにどうするかという知識や知恵を得ることもできるであろう。
授業計画 1.イントロダクション
2.消費者問題と法
3.店舗外取引の法規制
4.消費者信用の法規制
5.表示と法規制
6.消費者被害の救済
評価方法 学期末の筆記試験によって評価する。
教科書 この講義では、決まった教科書は使用しないが、理解を深めるために有益と思われる文献・論文などを、そのつど紹介する。また、必要な場合には、適宜資料を配布する。
参考書 『デイリー六法1999(平成11年版)』(三省堂、1400円)
メッセージ 社会の中でどのような法律問題が起こっているかを知るために、また法律問題を身近に感じるために、新聞や雑誌を読んだり、TVニュース・ドラマや映画をみたり、小説を読んだりすることを勧める。たとえば、宮部みゆき、和久峻三、高杉良などの小説、また海外の作家ではジョン・グリシャムやスコット・トゥローなどの作品や、これらを映画化したものなどである。なお、法学ゼミを履修するためには、他の法学系科目(情報法、民法等)と同様に、この科目の履修または単位取得が必要となる場合がある。