年度 | 2010 |
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科目名 | 原書講読 |
教員名 | 鈴木 誠 |
授業概要 | 現代ファイナンスという学問はアメリカで生まれ、そしてアメリカで大きく発展しました。したがって、英語のファイナンスの書物を読むということはファイナンスのふるさとを知るということでもあります。ちょうど、日本の文化を知る上で中国の文化を知ることに似ています。本講座では時間も限られているので投資理論の誕生と発展について焦点を絞り、原書を読みたいと思います。なお、発表者は当日ランダムに指名しますので、参加者全員が授業の準備をする必要があります。ただし、文意を理解することが必要で、逐語訳は求めていません。 |
授業計画 | ガイダンス(本書の読み進め方について) 1章:Firm Foundation and Castles in the Air 2章:The Madness of Crowds 2章:つづき 3章:Stock Valuation from the Sixties through the Nineties 3章:つづき 4章:The Biggest Bubble of All 4章:つづき 5章:Technical and Fundamental Analysis 5章:つづき 6章:Technical Analysis and the Random Walk Theory 6章:つづき 7章:How Good is Fundamental Analysis? 7章:つづき まとめ・予備 |
評価方法 | 評価は出席、発表によって行います。ウエイトは60%、40%です。発表は全員に回るようにし、不公平が生じないようにします。定期テストはしません。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 参加者にはすべてを読み、理解し、楽しんでもらいたいと思います。読み終えれば、きっとファイナンスの面白さを感じてもらえることと思います。しかし、英語の不得意な人にとって原書購読ほど苦痛のものはありません。ですから、無理にはお勧めしません。また、授業中の私語、食事、携帯電話の操作、始業後の入退出などは原則禁止です。場合によっては、ほかの学生の迷惑になりますから退室を求めます。(欠席扱いとなります)なお、欠席が累積して5回になると評定外としますので注意してください。 |