サプリメントと健康

年度 2010
科目名 サプリメントと健康
教員名 池田 秀子
授業概要 近年、健康の維持・増進、疾病リスク低減を目的に健康食品、あるいはサプリメントの利用が増えている。サプリメントにはビタミン、ミネラル等の栄養成分の他、動植物成分、その代謝物等、幅広い生理活性物質が含有されており、その位置づけや取扱は国や地域によって異なる。本講座では、サプリメントの成分、各国の制度、製品の表示等に対する理解を通してサプリメントの目的と適正使用について学習し、また、健康についての考え方を深めることを目的とする。
授業計画 サプリメントと健康
サプリメントの歴史
海外のサプリメント制度
日本のサプリメント制度と位置付け
サプリメントの有効性
サプリメントの安全性
リスクアナリシスとリスク・ベネフィットアナリシス
サプリメントの製造と品質保証
サプリメントの素材(I) ビタミン、ミネラル及びその他の栄養成分
サプリメントの素材(II) ハ-ブ、その他
サプリメント関連情報と資格制度
サプリメントの課題と展望
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 成績評価は出席と期末レポートの総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 本科目の内容は、サプリメントアドバイザリースタッフの資格取得やサプリメント(健康食品)の製造販売企業の理解に役立つ。サプリメントアドバイザリースタッフとは、サプリメント(健康食品)について消費者等に適切な情報提供を行う人材を確保するため、厚生労働省のガイドラインに基づき、国立健康・栄養研究所、日本臨床栄養協会、健康食品管理士認定協会等が認定している資格である。