年度 | 2010 |
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科目名 | 現代中国論 |
教員名 | 丸山 鋼二 |
授業概要 | 現在、中国は高度経済成長を遂げており、日本とも政治的経済的に密接な関係にあります。いまや中国がアメリカを抜いて日本の最大の貿易相手国となっています。また、歴史的にも遣唐使の派遣や漢字の導入など、古くからの文化交流があります。そうした密接な関係をもつ隣国の中国ですが、多くの日本人はまだ中国について知らないことがたくさんあります。この授業は現代中国についての基本的な知識を学んでいきます。中国の現代史についての基本知識をはじめとして、経済・社会・文化など多方面の知識を習得し、日本との社会や文化の構造的な違いについて理解を深め、国際感覚や異文化理解能力を養います。それによってしばしば誤解と偏見で語られることがある中国の現状と日中関係の今後のありようを客観的に考えることができる基礎的力を身につけることが目標です。 |
授業計画 | 1.イントロ:中国について何を知っていますか? 2.20世紀の中国 3.アヘン戦争から国民革命へ 4.満洲事変から太平洋戦争へ 5.中華人民共和国の成立 6.中国の改革開放「赤い資本主義」 7.中国食文化 8.中国社会事情 9.中国文化(映画・音楽・スポーツ) 10.今後の日中関係 |
評価方法 | 規定以上の出席が単位取得の前提です。評価は授業中に数回行なう復習テストと学期末のレポート等で総合的に行ないます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 現在の中国を理解してもらうのが講義の眼目ですので、新聞等で報道される情報をいろいろと集めてほしいと思います。2冊のテキストとも中国のさまざまな事柄を多面的に取り上げたものですので、自分の関心のできたところから自由に読み進めてください。自分が持った興味・関心とそこから深めた問題意識、それをきっかけに読んだ本やそこから得た多くの知識が大学の授業では大切です。この講義によって、現代中国についてさらに関心をもってほしいと希望しています。 |