年度 | 2010 |
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科目名 | 外国史A |
教員名 | 丸山 鋼二 |
授業概要 | 大航海時代以降のヨーロッパとアジアの関係を、特にアジアの視点に立って学習していきます。ヨーロッパ勢力のアジア進出はそれぞれの地域にどのような影響を与えたのか、また植民地化と脱植民地化の過程が、現在のアジア各国の政治、経済、社会のあり方とどう関わっているのかを考えてみたいと思います。 |
授業計画 | 1.導入 2.ポルトガルのアジア進出 3.ヘゲモニー国家オランダとアジア 4.アジアへのあこがれ・・・シノワズリとヨーロッパ 5.パクス・ブリタニカ時代のアジア 6.アジア・イメージの変容 7~8.帝国主義の時代とアジアの民族運動 9.アジアの脱植民地の過程Ⅰ-第一次世界大戦とその後 10.アジアの脱植民地の過程Ⅱ-第二次世界大戦 11.アジアの脱植民地の過程Ⅲ-第二次世界大戦後 12.まとめ ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 授業の区切りに授業内容や感想を書いてもらいます。また学期末には試験あるいはレポート課題を行う予定ですが、これらは授業をある程度行ってから決定したいと思います。平常点と学期末の課題の総合評価とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 高校で世界史をきちんと勉強していなかった学生にも理解できるように心がけて講義を行ないたいと思います。が、アジアにおける近代の歴史には多くの事件が発生しています。それらを一つひとつ丁寧に説明する時間があまりないと思いますので、受講を希望する学生はテキストを中心に予習・復習をお願いします。テキストも大学受験用の世界史のものを選びましたので、勉強しやすいと思います。アジアについての自分なりの問題意識や興味・関心を持ってもらうきっかけになり、今日のアジア理解への一助となってくれればと希望しています。 |