年度 | 2010 |
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科目名 | 情報表現・CG IIA(3Dモデリング) |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | 模型や実物によって実物の立体感覚をイメージしてきたデザイナーに、3DCGモデリング技術は表現の飛躍的な革命をもたらしました。キャラクターデザインはもちろんのこと、食器や家具、車や建築物のデザインなどあらゆる分野に活用されており、CGモデリング技術を持っている人材が広く渇望されています。図形の基本から入り、分かり易い人工的な物体の制作から始めます。また自然界の造形は人間の創造力に多くのヒントを与えてくれます。この演習を通して造形の成り立ちを学ぶとともに、自らの造形法”モデリング技術”を身につけます。 |
授業計画 | CGのモデリングとは?(立体空間⇒3次元空間の体験と理解) キャラクターデザインを構成する要素 基本形態からイメージ豊かな形態へ。(幾何形態と自然形態) キャラクター形態生成の基礎 (形態の組み合わせ、移動・拡大・回転) 演習:キャラクタ・モデリング(1) (形態の変形。ブーリアン、モディファイヤー) 演習:キャラクター・モデリング(2) (色彩、材質表現) 演習:キャラクター・モデリング(3) (自然界の形態:植物,動物) 演習:キャラクター・モデリング(4) (プロダクト・デザイン→3dMax) 演習:キャラクター・モデリング(5) (フィギュア・デザイン→Poser) 演習:キャラクター・モデリング(6) (想像上の物体,SF空間) 実制作:キャラクター・モデリング :オリジナル・キャラクター 中間合評 中間合評に基づき手直し、継続制作 プレゼンテーション・合評 |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点50%、中間プレゼンテーション20%、最終提出30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 最もバランスの良い知識は”理論”と”実践”の両面から学んでいくことによって身につくものです。また諸君がこの授業で”技術知識”のみ理解するのではなく”創造力”と”感性”を磨くことを望んでいます。 |