原価情報 I

年度 2010
科目名 原価情報 I
教員名 志村 正
授業概要 メーカーは原料を仕入れてそれを加工し、全く新しい生産物(製品)を作って販売する。この原料から製品への流れを原価(コスト)で追跡するのが原価計算である。これによって、製品ごとのコストがはっきりするので、価格を決めたり、採算がとれているかどうかを知ることができる。また、どこにコストを引き下げる余地があるのかを教えてくれる。本講義では、原価計算の基本を練習問題を用いて解説していく。管理会計情報を将来履修する場合基礎知識となる。プロジェクターによって講義を進めていく。
授業計画 原価計算の必要性と利用目的
原価計算の構造と財務諸表との関連
原価の定義と要件
原価計算の手順
材料費の計算[1]材料費の種類と材料の購入
材料費の計算[2]材料の払い出し
労務費の計算[1]労務費の種類と賃金の支払
労務費の計算[2]
経費の計算
製造間接費の配賦計算[1]
製造間接費の配賦計算[2]予定配賦
個別原価計算
総合原価計算(仕掛品の計算)
まとめ
評価方法 期末の定期試験と出席状況等によって評価します。
教科書
参考書
メッセージ 原価計算は自動車の運転と同じように、毎回の積み重ねと練習によって知識を習得していきます。欠かさずに、遅れずに出席してください。電卓を忘れずに。簿記検定2級を目指すことをお勧めします。