年度 | 2010 |
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科目名 | 卒業研究 |
教員名 | 八ツ橋 武明 |
授業概要 | 社会調査を通した発見の面白さ、自分で確固たる主張を作ることの快感を再度体験して貰うのが、この授業の目的である。3年ゼミナールの体験に基づき、成功点はさらに成功させ、反省点はここでは解消し、社会調査の実施能力をさらに高めて貰う。この授業を通して、学生諸君は自分の得意領域をさらに強化し、将来の活躍の基礎=コンピテンスを高めることが出来る。 |
授業計画 | 1年を通して1テーマの調査活動を行い、報告書を完成させる。これにより自然に高度な調査能力を修得出来るとともに、アイデアや発想を現実の主張に換える創造力・方法論・面白さを育てる。下記の各段階で様々な報告・討論がなされ、情報共有と相互研鑽を図りながら進行する。 ガイダンス(1回) 情報収集と調査企画案の作成(2-5回) 調査企画案の仮説構成の検討(6-9回) 調査項目の設定(10-11回) 質問文・調査票の作成(12-13回) 標本抽出法・標本抽出計画の検討(14回) 調査実施計画(調査法、標本抽出計画を含む)の検討(15回) 予備調査と調査票最終検討(16ー17回) 標本抽出の実施と報告(18-19回) 調査の実施状況報告(20-21回) エディティングとデータ入力検討(22-23回) 集計・分析結果と仮説検証報告(24-27回) 報告書の作成指導(28-30回) |
評価方法 | ゼミ活動では情報を共有し、お互いに提案・成長し合うことを重視します。そのために出席点を含む討論貢献度(約40%)、担当発表点(約20%)、提出物成果(約40%)を基準とします。またゼミナールの共同活動への参加も考慮します。評価は共同作業の貢献度と授業内容の目標水準の理解と再現の到達度で決まる。貢献度は3段階で評価し、理解と再現の到達度は5段階で評価する。合計が特に高いものをAA、高いものをA、やや低いものをB、低いものをC、かなり低いものをDとする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 研究報告は論文集としてインターネット上のゼミ学生サイト http://www.bunkyo.ac.jp/~mediares/ で紹介し、就職活動での実績PRに活用可能。これは諸君の学生生活の記念碑だ。先輩の様々な成果を見て欲しい。 |