経営情報演習B

年度 2010
科目名 経営情報演習B
教員名 志村 正
授業概要 表計算ソフト(Excel)によって管理会計情報をどのように作成することができるかが本演習のメインとなる。時間に余裕があれば、データベース・ソフトの処理についても取り上げたい。「管理会計情報」も併せて履修することをお勧めしたい。表計算ソフトの基本的な操作としくみについて理解していることが大切である。
授業計画 簡単な表計算の操作
売上情報の分析[1]データベース機能による並べ替えとパレート図の作成
売上情報の分析[2]ピボット・テーブルとZチャートの作成
原価予測のための原価分解(回帰分析)
損益分岐点分析[1]損益分岐点図表の作成と各種指標の計算
損益分岐点分析[2]各種シミュレーション技法
プロダクト・ミックス問題[1](バブルチャートの作成など),リニア・プログラミング(ソルバーを用いて)
プロダクト・ミックス問題[2]リニア・プログラミング(ソルバーを用いて)
予算シミュレーション[1]予算表の作成(1)
予算シミュレーション[2]予算表の作成(2)
変動予算と予算実績報告書の作成
標準原価差異分析(管理図の作成)
設備投資の経済性分析(正味現在価値法と内部利益率)
復習
評価方法 ペーパー・テスト(50点)とほぼ毎回のレポート(50点)によって評価する。
教科書
参考書
メッセージ 管理会計は経営者が企業を運営する上で必要な会計情報を提供することが課題である。本演習では、経営問題にどのように表計算ソフトを活用できるかという視点から演習を行う。したがって、並行して開設されている「管理会計情報」とペアで履修していただくと納得のいく体系だった理解が得られる。