年度 | 2010 |
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科目名 | 生命の科学 |
教員名 | 鈴木 秀和 |
授業概要 | 私たちヒトを含めすべての生物の体には,共通した「生命」のしくみが働いている。授業では「細胞・遺伝子・エネルギー」をキーワードとして,生物体の基本的な構造と機能について学び,私たちが「生きている」とはどのようなことなのかを生物学的に考えていくことをねらいとする。 |
授業計画 | 序. はじめに ・講義を始めるにあたって… ・生命とは? 1. 細胞の多様な世界 ・生物の体は何でできている? ・生物を細胞で見てみると… ・ミドリムシは動物? それとも植物? 2. 遺伝子と遺伝情報の発現 ・遺伝子,染色体,DNA…この違いは? ・牛肉を食べても牛にならない!? ・遺伝子診断とは? 3. 生命活動と化学反応 ・生きるとは? ・生きるためにはエネルギーがいる! ・エネルギー獲得の歴史が生物を変えた! |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし, 学期末の試験で評価する。成績評価の基準は次の通りである。AA)極めて良く解答している。A)良く解答している。B)一応の基準まで解答している。C)最低限の解答である。D)講義を理解した解答とはいえない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 近年,「生命科学」の発展はめざましく,その情報は日々増加し,かつ複雑多岐にわたっている。この難解になってしまった分野ではあるが,その基礎を学ぶことによって,生命現象の面白さ,不思議さ,そして美しさを知るきっかけになっていただければ幸いである。 |