食品衛生学

年度 2010
科目名 食品衛生学
教員名 金子 精一
授業概要 栄養士として必要な、衛生的な原材料を選択し、それらを清潔な環境・取扱いによって安全な食品を調理・加工するための知識と技術を学びます。重要事項に十分な時間を割き、身近な衛生事故、その予防・改善法等を例にして、授業内容の理解がすすむよう講義する。理解した知識・技術は、将来職場で生かし、活用できる栄養士になることを目標に学んでほしい。
授業計画 食品衛生行政と法規
食中毒の疫学
細菌性食中毒
ウイルス・原虫性食中毒
自然毒食中毒、化学性食中毒、マスターテーブル法
消化器系感染症、人畜共通感染症
食品から感染する寄生虫症
食品中の汚染物質(カビ毒、残留農薬、飼料添加物・動物用医薬品、内分泌化学物質、有害金属、放射性物質)
食品成分の変化により生ずる有害物質(ヒスタミン、ニトロソ化合物、過酸化脂質、ベンゾピレン、ヘテロサイクリックアミン、アクリルアミド)
食品の腐敗・変敗
食品の腐敗・変敗の防止法1
食品の腐敗・変敗の防止法2
食品添加物、食品の器具と容器包装
食品衛生管理(食品衛生対策)、新しい食品の安全性問題
まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 学期末の試験に出席点を10%の範囲で加味し、評価する。
教科書
参考書
メッセージ 栄養士として最も重要な微生物性食中毒の概要と予防法、腐敗・変敗に対する衛生的な配慮について深く学び、内容を十分理解しておいてください。社会で活躍できる栄養士なることを目標にして学んでください。疑問点は遠慮なく、速やかに質問し、積極的な態度で学んでください。内容豊富です。予復習に心がけ、授業について行けるよう、心がけてください。